帰りました

先週末東京で仕事見つけてようやく帰ってきました。もうすぐ台湾を離れるのに、なぜか特にこれといって感慨深いものがないんだよね。まさか帰りの空港で一気に感情がこみ上げてきちゃったらどうしようか。このブログにも台湾のことを書くときには、「・・だったよ」とか「俺がいたときは・・」なんて風に過去形にしなきゃいけないんだよな。ちなみに帰国は9月10日過ぎ。いろいろ整理しないといけないことがあって、気持ちはあせっているのに何も手につかないよ。今来てる台風が過ぎてから整理始めようかな（ダメ人間の常套句）。
「日本人向け」っていうのは、ある意味呪文のような効力があるよね。台湾人はいつも、日本のモノは高すぎる！と言うけど、耐久年数とかサービスとか考えると絶対日本の方が安あがりなんじゃあ！と思いつつも、「ほんとだよね」と言ってしまう弱い私。友達の女の子は台湾に来たばかりの頃、台湾人経営美容室でいきなり前髪をばっさりとやられ、そこで店を出る勇気があったらまだよかったんだけど、ぱにくっている間に気付けばかっぱのような前髪にされてたんだって。よく見れば、台湾の女子中学生がよくするカットで思わず気が遠のいたらしい。来て早々きつ～い洗礼を受けたとはいえ、その後の彼女の生活はそれはそれはつらかったそうな。台湾人の店でも100点を期待せず75点だったらまあよしとしようぐらいの気持ちのほうがあとで受けるショックが少ないな。でも日本人経営が絶対いいわけじゃないよね。日本国内でもピンキリだし、たまたま腕の悪いのが海外でお店をやってるだけかもしれないし。言葉にまどわされちゃだめってことだね。
そうそう、日本に帰った日、取引先のお客さんと新宿のビアホールで大スクリーンでサッカー見てたんだよ。するとなんか見覚えのあるウェイトレスがいて、よく見たら「トカＸ」だったよ。見事にぼくのこと忘れてました。そりゃ忘れるよな、何年も会ってない上にお互いこんなとこいるなんて思わないよ。あー世の中狭いねえ。
今日実は最後の出勤日なんだけど、台風が来るから早引き警報が出ました。というわけで、帰って友達の家で酒でも飲もうと思います。