テレビのない生活

今うちにはテレビがないのだけれど、その生活がなんだか気に入ってる。テレビがないと、飯作ったり本読んだりする時間がたっぷりあって、なんか充足感があるよ。だいたいニュースなんてネットで見れるし、しかもネットのほうが情報が早いしさ。バラエティなんかも別にそんな見なきゃいけないようなものないしね。ただ似非格闘技ファンとしては、K-1とかPRIDEが見れないのはちょっとつらいな。まあ、そんなわけでテレビなし生活はしばらく続きそうです。
最初はテレビのない寂しさを紛らわすために本を読もうと思って、なんとなく買った「亡国のイージス」を読み始めたんだけど、またこれがめちゃくちゃ面白くて、上下巻あわせて1000ページ以上ある大作なんだけど一気に読んでしまったよ。続きが楽しみで眠れないという感覚は久しぶりだったな。これは、一部の海上自衛官が北朝鮮のスパイと結託して政府に対して叛乱を起こして、平和憲法に縛られた日本が先の大戦以来始めて仕掛けられた戦争にどう対処するかっていう内容で、作者のメッセージ性がとても強いフィクション小説です。でも将来あり得ない話じゃないというのがなんかリアルだったよ。文句なしの★5つです。映画にもなってるけど、あれだけの内容を2～3時間でどう表現してんのかな。DVDになってたら今度借りてみよう。「24」も見なきゃ。